ここでご紹介する作品はすべてオーストラリア中央砂漠のアボリジナルの居住区で暮らす人々が制作をされたオリジナルのものです。

主な地域としてアリススプリングスより西に550キロのキント-地方、同じく西に350キロのマウント・リービック地方、また北東に240キロのユトーピア地方、そして最近では南部の作品も加わりそれぞれピンタピ・ルリチャ・アマチャラ、ワルピリの言語を話す画家たちによってプロデュースされたものとなります。

作品は実際に現場まで足を運び、すべて一点ずつ購入してきました。

もともと「読む」「書く」といった文字を持たなかった無文字社会で暮らすアボリジナルの人々にとって「絵を描くこと」は芸術としてではなく、過酷な自然条件である砂漠で“生きるため”の知恵や情報、または先祖から伝承されてきた神話、そしてかけがいのない大地と自分とのつながりについての確認などを次の世代に伝達するための大切な手段でした。

1971年にアクリル絵の具とキャンバスが彼等に紹介されるまでは、大地の上に砂絵として、また自分たちの身体の上にボディペイントとして描いてきたのです。

一般に“アボリジナルアート”といってもこの広大なオーストラリアの異なった地域に住む、異なった言語集団、異なった作品のストーリーを所有する彼等の芸術スタイルは実に様々。ここではすべて中央砂漠の点描画を中心にご紹介いたします。

ご購入をご希望の方、または作者や作品の解説などさらに詳しい情報をご希望の方はその旨をお問合わせフォームよりお気軽にお問い合わせくださいませ。

作品にはすべてオリジナルである保証書をお付けいたします。
日本国内ではなかなか入手が困難である豪州先住民のオリジナル絵画にご興味のある方はぜひご一報ください。