さて、今回は「私の仕事」について少しお話をしてみようと思うのだが、いかがであろうか。 というのも最近とても頻繁に人様から同じことを尋ねられる機会があって、それが決まってどれも同じ内容であるからこちらもややビックリ…。つい […]
裸足のアーティストに魅せられて
ユニークなゲストたち
“千客万来”とは何とも嬉しい悲鳴であるが、ここ最近次から次へと我が家へ訪れてくるちょっと…いや大分ユニークなゲストたちを今回改めてご紹介したいと思う。 辺境地帯からやってきたその特別ゲストたちは肌 […]
初心に戻って…
新しい年を迎えるとこんなオレ様でも何となく気分もキリリとなり正座をしながらあれこれと抱負などを考えてみたくなったりするものだ。 “初心に戻って”という言葉を最近よく思い起こす。初めて何かをたくらむ?ときのあのわくわくドキ […]
敏腕コーデュネ-ター その2
瞬く間に訪れてきてしまった2004年12月。ああ、これでまた今年もあっという間に終わっちゃうのよねえ…。これといった特に大きな達成感もなく毎日ドタバタするばかりで、今年はそれこそただ何とな~く忙しいだけで過ごしてしまった […]
敏腕コーデュネ-ター その1
つい先日まで同居していた我が家の怪獣居候様にはとっとと出て行っていただいた。その理由は富士山より高い山ほどある。まずは私の留守を見計らって彼女がジャンジャンかけまくった電話代の多額請求から始まり(今月の請求書を見て愕然と […]
腹いっぱいメシが食える家
過日、我が家に突然迷い込んできたとんだ居候ちゃん、アボリジニの画家・ガブリエラとの共同生活もかれこれ2週間となる。好奇心旺盛なオレ様は、当初彼女が我が家でやること成すことすべてが(例えば水道出しっぱなしだったり、冷蔵庫を […]
とんだ居候
茨城で生まれ育った私は18歳でその地を離れ、その後日本を離れ、気が付くとオーストラリアで先住民アボリジニの人々と暮らす体験を得ていた。真夏は50 度以上も気温が上がる砂漠で干し上がり、雨季の時期には豪雨で道をふさがれ車が […]
儀式への参加 -日本代表-
普段文明都市メルボルンで暮らす私は、朝起きたらまずは熱いシャワーを浴び、夕方外出なんてするときには更にまたシャワーを浴びる、こんな”水大好きオシャレ人間”が実質8日間もシャワーどころか歯を磨くこと […]
砂漠への招待状
私は昔から身体がデカかった。態度はそれほどデカくないと自負はしているが、声も普通の女性よりかなり低いので、あんまり女っぽく(←おしとやかにという意味だ)できないのが何を隠そう小さな悩みでもあった。しかし私はこれまで一度だ […]
再会への長い長い道のり2
レンタカーを見事にぶっ壊しながらも、何とかして砂漠の女王様との再会を果たすためやっとの思いでたどり着いたアボリジニ村。そこはアリススプリングスから延々4時間半のドライブが必然である、まさに砂漠のど真ん中。再会までの長い長 […]
再会への長い長い道のり
ほぼ半年振りのアボリジニ村訪問。毎度のことながら胸躍らせる瞬間である。 昨年来日をしたアボリジニの女性画家・トプシーとリネット、そしてコーディネーターのグラニスとの再会が今回私が訪問をする一番の目的であった。何しろ生まれ […]
愛と涙の東京物語(最終回)
根は怠惰なくせに好奇心旺盛の私はとにかく思いついたことは即、行動に移さないと気が済まない人生をこれまで送ってきた。スチュワーデスをパッと辞め、日本をさっさと脱出し、アメリカ・オーストラリアを転々と放浪しながら現在に至る。 […]
愛と涙の東京物語(4)
「日本へ行けば、ジャッキーチェンに会える」そんなでまかせを私はアボリジニのおばちゃんたちに言った。2003年11月に開催した東京でのアボリジニアート展覧会に際しての来日のためである。日本へ来てもらえるならウソもつこう…と […]
愛と涙の東京物語(3)
連載40回目の記念すべき2004年2月号。よくもまあネタも尽きずにここまで続いたもんだとあらためて感激。それもこれもこれまで私に尽きることないネタを提供し続けてくれたアボリジニの皆様、そして「ああ、いつも読んでますよ。& […]
愛と涙の東京物語(2)
思い起こせばメルボルンのアボリジナルアートギャラリーに初めての日本人スタッフとして採用されたのが1994年だった。…ということは今年2004年で私の人生にアボリジナルアートが登場して丸10年ということになる。何だかめでた […]