そもそもアボリジニ以外の人間が居住区に滞在をするということがすでに大注目の的となるため行く先々で必ず声をかけられます。

お金をせびられることもしばしば、持っていったカメラを触りたがる人もたくさん。

肌の色や顔のつくりがまるで違うのですからこんな宇宙人のような私が『一体ナニモノなのだ』とまずは彼らが理解することが最優先。

その後しばらくしてアボリジニの親族制度の基盤となるスキンネーム(男女それぞれ8つずつに分類。)をいただけるようになればその時点でもう家族同然の扱いを受けることに。

私は“ナカマラ”というスキンネームをいただきました。
そうなると村中にいる“ナカマラ”は私の姉妹となり私の娘は“ヌンガライ”、旦那となれる男性のスキンネームが“チャパルチャリ”とあっちにもこっちにも私の旦那候補がいることになるのでここなら嫁入り可能かも?